Tokkyo.Ai株式会社は、特許AIツール「プライベート特許検索®」の最新アップデート『Genesis』をリリースしました。新機能の追加とChatGPT-4o実装により性能が大幅に向上、特許明細書の「課題を解決するための手段」といった項目をより高精度に生成し、特許出願書類の文案作成業務をより効率化する。また、AIイメージ商標検索も実装され、企業の知財戦略を支援する。
- アップデート概要
アップデート名:Genesis(ジェネシス)
リリース日:2024年6月10日(月)
ChatGPT-4oを実装した新機能特許明細書文案作成の大幅な精度向上
2023年9月に実装した従来の特許明細書の各項目を作成する機能に加え、ChatGPT-4oを実装した「生成AI Plus」機能を追加。新機能は、より高度な特許文案の生成を可能にし、ユーザーの特許文案のドラフトや発明提案書の作成負担を大幅に軽減する。
ユーザーはいずれの生成AIを使用するか選択できるようになっている。
ChatGPT-4oを実装した「生成AI Plus」では、弁理士に出願を相談する際の「発明届」や「発明提案書」といった、出願に関する依頼文のフォーマットの作成を支援する。
これまでのTokkyo生成Aiの機能とは異なり、他の生成済み項目や出願済みの特許を参照しながら記載するため、精度が大幅に向上した。
AIイメージ商標検索
今回のアップデートは特許のAI機能だけではなく商標検索にもAIを追加した。
ユーザーが入力したイメージ画像を基にAIが類似する商標を検索する機能を追加。視覚的な商標検索がより簡単になった。
ロゴ商標のイメージ画像をアップするだけでAIが類似する商標を検索する。
特許出願業務を大幅に効率化!導入企業の声
製造業大手A社:プライベート特許検索を導入してから、外部の弁理士に出願の相談をするための特許文案作成がスムーズになった。従来は何時間もかけていた作業が数分で完了するため、時間も大幅に節約でき、効率的な作業が可能になった。
情報通信業大手B社:チーム内での情報共有が格段に向上しました。プライベート特許検索のおかげで、検索結果や分析データを簡単に共有でき、プロジェクトの進行がよりスムーズになりました。また、ユーザーインターフェースが直感的で、新入社員でも簡単に使いこなせるようになり、チーム全体の生産性が向上しています。
食品業中堅C社:特許文案の生成AIを使用してから、他部署との連携、コミュニケーションが円滑になりました。時間をかけるべき業務により多くの時間を使えるようになり、以前と同じ時間で質の高い文案を作成できるようになりました。
月額1万円台!低価格で導入できる。無料トライアルも可能
プライベート特許検索®は、企業専用環境で特許調査を行えるツールで、情報漏洩のリスクを回避しながら、迅速かつ効率的な特許検索ができるツールです。特許文案の作成だけでなく、競合分析や技術トレンドの把握に役立ち、特許ポートフォリオの強化に貢献します。
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