ニュースの概要
ドイツのオーディオメーカーSonosが、Googleがスマートスピーカーの~~技術に関する特許を侵害しているとして同社を提訴していた問題で、ドイツの裁判所はgoogleの製品の差し止めを認めたことが分かりました。
今回侵害されたスマートスピーカー技術とは
今回Sonosが侵害されたと主張していた技術は音声操作技術などで、Googleのスマートスピーカー関連製品の多数に導入されているものです。
まだ訴訟が完全に決着したわけではありませんが、仮に差止めが決定した場合にはかなりの種類のスマートスピーカーが販売できなくなる可能性があります。
拡大しているGoogleとSonosの訴訟
今回はSonosがGoogleを提訴した訴訟に関する判決ですが、Googleも2020年6月にSonosを特許侵害で提訴しており対立は激化の一途をたどっています。今回のSonosの勝訴もまだ地方裁判所のものであり、Googleが控訴すれば訴訟は続きます。
Sonosはもともとスマートスピーカーの製造においてGoogleとパートナー関係にあり、技術協力していたにもかかわらず訴訟が提起されていることを踏まえると、これらの争いが早期に収束する可能性はあまり高くないといえるかもしれません。
また、SonosはAmazon社のEchoについても特許侵害の可能性を主張しており、スマートスピーカー業界に与える影響は大きそうです。
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