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人工知能(AI)で特許・論文の類似度を分析できる検索システムが開発

ニュースの概要

文部科学省の科学技術・学術政策研究所が、AI技術で特許や科学論文の類似度を分析できるツールを開発しました。

検索システムにAI技術を活用することで、言葉の意味をくんだ検索が可能になり、研究動向の網羅的な把握や類似研究の分析がしやすくなるとのことです。

そもそもAIとはなにか

AIとは「Artificial Intelligence」の略で、辞書的な定義では「学習・推論・判断といった人間の知能のもつ機能を備えたコンピューターシステム」と記されています。(大辞林 第三版より抜粋)

詳しく知りたい方へ:https://ledge.ai/artificial-intelligence/

これを特許検索に使うと、検討している発明の内容に似ている特許や論文を従来の特許検索よりも早く検索することができます。

AIを使った技術の特許は近年増加!

AIに関する特許をTokkyo.Aiで検索してみると「5,625件」もの特許がHITします。「AI」のみだと、関係ないものまで拾ってしまう可能性が高いので、より正確に検索するため「AI 人工知能」としています。

出願数と登録件数は右肩上がりで、2019年には「1,088件」もの特許が公開されています。

以下は、このキーワードで引っかかった企業のうち出願件数の多い上位8社の、ここ7年分の特許の出願件数になります。円の大きさが出願件数に比例して大きくなる仕組みです。この検索結果だと、「本田技研工業株式会社」が圧倒的な出願件数です。

まとめ

気になる技術があったら、特許の出願傾向や動向をチェックしてみましょう。

特許検索で、自社と相性のよさそうな特許を検索してみてください。

Tokkyo.Ai検索エンジンの使い方はこちら>

配信元 https://newswitch.jp/p/27622