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コネクテッドカー特許に関連して、米企業がトヨタ・ホンダを提訴

ニュースの概要

米国の特許管理会社「Intellectual Ventures」が、コネクテッドカー(「つながる車」)の特許の侵害を理由に、トヨタ・ホンダなどに対して訴訟を提起しました。

大企業も訴訟に巻き込まれる「コネクテッドカー」とは?

コネクテッドカーとは、「つながる車」とも呼ばれ、インターネットに接続した自動車のことです。走行情報や位置情報を車両状況の把握やマーケットへの誘導につなげる機能をもっており、ダイムラーのCEOが提唱した自動車の「CASE」の一つにも数えられる次世代技術として注目されています。

コネクテッドカーに関しては、世界的な自動車メーカーノキアとダイムラー間で特許訴訟が起こされるなど、大手企業も特許の取り扱いに苦慮する分野です。

ノキアとダイムラーの訴訟記事についてはこちら

https://www.tokkyo.ai/news/patent-news/nokia_daimler/

原告企業「Intellectual Ventures」とは

原告のInteractiual Venturesは、マイクロソフトやインテルが出資する特許管理会社です。米国内でも有数の特許保有数を誇り、年間の収益の大半を特許のライセンス料や訴訟が占めるという特性を持ちます。
その特性からいわゆるNPE(特許を保有するだけで自社では使用しない主体)と考える人もいるようです(Interactiual Ventures社は自社での研究開発も行っています)。

配信元:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-08/R3SUQFT0G1KW01