‐1週間の知財ニュースをキャッチアップ‐
従業員の発明の権利を会社に帰属させる「職務発明規定」、どう定めるべきか
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2211/15/news015.html
前回はスタートアップのM&Aの中でも、特に知財DDにおける留意点をご紹介しました。連載第16回である今回はその続きとして、職務発明において注意すべきポイントをご紹介します。
ルノーとの協議、内容公表には少し時間 「知財は当然論議」=日産社長
https://jp.reuters.com/article/nissan-idJPKBN2RZ0YF
日産自動車の内田誠社長は9日、2023年3月期決算会見で、連合(アライアンス)を組む仏ルノーの内燃機関車・電気自動車(EV)各部門の新会社への参画を検討する協議で知的財産が論点になっていることについて問われ、「ビジネスのコモンセンス(常識)として普通に論議するもの」とし、常識を持ちながらしっかり話をすると述べた。具体的な協議内容の公表には「もう少し時間をいただきたい」と話した。
ソニー・ホンダ、新EVに自社開発OS搭載 エンタメや新サービス提供を視野
https://www.sankei.com/article/20221111-34DCZSYXNNK3HP7B7CUZYQQ5DA/
ソニーグループとホンダが折半出資するソニー・ホンダモビリティは、2025(令和7)年から発売する電気自動車(EV)向けに基本ソフト(OS)を自社開発する。車載OSは車を一括で制御し、インターネット経由でさまざまな機能やサービスを提供・更新するソフトウエアで、車両価値を決めるとされる。次世代車の頭脳となる車載OSを内製化することで、ソフト技術を高め、新しいサービスの開発にもつなげる。
Vogue が Drake と21 Savage を知的財産権侵害で提訴
https://hypebeast.com/jp/2022/11/vogue-suing-drake-21-savage-conde-nast-parody-cover-info
先日、コラボアルバム『Her Loss』をリリースしたばかりのDrake(ドレイク)と21 Savage(21 サヴェージ)が、ファッション誌『Vogue(ヴォーグ)』から提訴されていることが報道によって明らかになった。
明治「R―1」「LG21」商標登録…簡単な名称は登録できないが、例外的に認められる
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20221109-OYT1T50207/
明治は9日、ヨーグルトのブランド「明治プロビオヨーグルト」で商品名に使用している「R―1」と「LG21」について、特許庁から文字商標の登録が認められたと発表した。登録は7月28日付。
欧米銀行のAI活用トップ3行、1位は関連特許430件出願
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC048WD0U2A101C2000000/
欧米の大手銀行が人工知能(AI)の活用を拡大している。不正防止や融資の判断などに導入しているほか、スポーツビジネスを分析するAIスタートアップと提携するなど新たな分野にも挑んでいる。行内の開発体制を整えるため、人材の獲得競争も激しくなりつつある。時価総額上位50行からAI投資で先行する3行をCBインサイツが選び、どのようにAI技術を活用しているのかをまとめた。
損保ジャパンとパナソニック系、企業の知財リスク診断
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB074Q70X01C22A0000000/
損害保険ジャパンはパナソニック子会社と組み、2022年度内にも企業向けに知的財産の侵害リスクを診断するサービスを始める。事業内容や拠点国ごとに、企業が第三者の権利を侵害する可能性を調べ、訴訟になるリスクを盛り込んだリポートを提供する。無形資産など知財の価値が高まっていることに対応する。23年度にも知財リスクを補償する新たな保険の共同開発も始める。
米アンプリファイド、新興国米アンプリファイド、新興国の発明支援 WIPOと提携、7カ国での発明支援
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65809580Y2A101C2FFT000/
人工知能(AI)を活用した特許情報検索システムを手掛ける米アンプリファイド・エーアイ(カリフォルニア州)は世界知的所有権機関(WIPO)と提携した。新興国で新たな技術やサービスの発明を後押しするため、システムを無償で提供する。
【連載】アーティストのための法と理論 ビギナークラス — エピソード2「楽曲の原盤権」
https://magazine.tunecore.co.jp/skills/258011/
音楽家に無料で法律相談サービスを提供するMusic Lawyer Collective “Law and Theory” の弁護士メンバーによる連載【アーティストのための法と理論 ビギナークラス – Law and Theory for Artists beginners’ class】。音楽活動をはじめたばかりの方やまだ音楽に関する権利等に詳しくない方へ向けて、マンガを解説する形で役立つ情報を発信しています。