ニュースの概要
エイベックス・テクノロジーズ株式会社（エイベックスのグループ企業）がデジタルコンテンツの著作権を管理する次世代システム「AssetBank（アセットバンク）」をJCBI（ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ）のブロックチェーン上でプレローンチしました。
AssetBankとは
そもそもアセット（asset）とは「資産」、「財産」のことで、デジタルアセットとは「資産として価値あるデジタルデータ」であり、例えば動画などです。
AssetBankはデジタルコンテンツの「証明機能」とともに、「著作権情報を管理しながらデジタルコンテンツを流通させるシステム」といえます。
NFTとは
NFTとは、いわばデジタルデータにおける”鑑定書”や”所有証明書”のようなもので、デジタルデータを改ざん困難なブロックチェーン上に明示するため、偽造が困難な仕組みとなっています。
最近ではゲーム動画や、スポーツの映像などがトークン化され、流通しています。 例えば、NBA Top Shotは、ファンが公式ライセンスを受けた特定のビデオハイライトの番号付きバージョンをトークン化して取引できる、コレクター向けのNFTがあります。最近ではLeBron JamesのダンクシュートのNFTが20万ドル（約2,200万円）以上で落札されました。
AssetBankで何ができるようになる？
知的財産（IP）の保有者は楽曲やイラストなどを同プラットフォームに登録することで、権利を保ちつつライセンスビジネスを行うことが可能となりました。デジタル認証が施されることでユーザー以外の不正なNFT化を防ぎ、より適切な流通が行われる見込みです。
