width=

NFTでコンテンツを保護。「S!NG」の取組みとは

NFTプラットフォーム「S!NG」とは

S!NG(シング)は、近年立ち上げられた、コンテンツ保護のためのNFTプラットフォームです。ユーザーはコンテンツファイルをアップロードすることでNFT化し、ブロックチェーン上で保護・取引することが可能です。

NFTとは

NFTは、非代替性トークンのことで、この技術により取引数の限定される物品でもその取引履歴が追跡できるようになります。

Tokkyo.Aiで取り上げたNFTに関する記事

「IBMとIPweが提携を発表。NFTで特許を取引するシステム構築を目指す」はこちら

他のNFTプラットフォームとの違いは?

代表によると「率直にいって、何かが何兆億ドル(何百兆円)で売れたとか騒いでいるクレイジーな今のNFTブームにはまったく関心がありません。」とのことであり、既存のNFTとスタンスが異なるように見えます。

これは、既存のNFTプラットフォームは高価な絵や、スポーツ選手の一点ものの写真など、高級な一点ものを取り扱う、という特性を打ち出す傾向が強いからだと考えられます。

確かに、NFTは代替性が著しく低いものの取引にも耐えうるツールという特質を持っていますが、これは高級品に限定されるものではないはずです。

ブロックチェーンベースの取引プラットフォームはまだまだ身近な存在とはいえませんから、幅広い人々が使えるようになるためには、個人のアイディアやホームビデオ、初めてのライブの映像などを気軽にNFT化できる取引ツールの存在が重要になってくるのではないでしょうか。

その意味では、アプリで気軽にNFTを使えるS!NGは、他のプラットフォームと比較して独自の立ち位置を獲得することになるかもしれません。

ニュースはこちら