ニュースの概要
中国のレコード会社が、韓国の複数の歌手の楽曲をリメイクして原曲であるかのようにYoutubeに投稿している問題で、韓国政府の文化体育観光部が韓国の各著作権管理団体から聞き取り調査を始めました。
模倣の対象となっている楽曲にはIU、ユンナなど日本でも認知度のある歌手のものも含まれており、これらの歌手のリメイク動画が再生されると中国の会社に著作権料が支払われる状況となってしまっています。
リメイクの問題点
日本の著作権法においては、リメイクを権利者に無断で公開する行為は翻案権や著作者人格権としての同一性保持権を侵害するおそれがあります。
著作権についての解説はこちら
著作権とは-Tokkyo.Ai
翻案権について解説した記事はこちら
コスプレは著作権侵害になるのか?-Tokkyo.Ai
日本の著作権管理
では、翻って日本の著作権管理団体はどのようになっているでしょうか。
日本では著作権信託団体として「JASRAC」があり、権利者の著作権信託を受けて著作権管理・著作権料聴取の代行、権利料の再分配を行っています。
以下の記事で著作権信託とJASRACについて解説しています。
楽曲の行方は?レッチリ全作品の著作権を150億円超で売却か-Tokkyo.Ai
ニュースはこちら