スタートアップ×大企業の協業円滑に、特許庁が手引き書作成
特許庁は大企業とスタートアップ間の協業を促進するためのガイドブックを作成しました。このガイドブックでは、オープンイノベーションを成功させるための四つの重要なポイントを示し、双方の利益追求だけでなく、共通の目標と意思決定のスピードの重要性を強調しています。また、共同研究契約などの「モデル契約書」を利用する際の注意点も提供しています。特許庁はこのようなガイドブックを通じて、大企業とスタートアップの協業を円滑に進める環境作りを後押ししています。
Steam Deckなどの“振動技術”を巡り、Valveが訴えられる。米国企業が特許権の侵害を主張
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20230518-247908/
Valveは、Steam DeckやValve Indexなどに搭載された振動機能の技術で、米国企業Immersion Corporationの特許を侵害したとして訴訴されました。Immersionは触覚フィードバックの技術を所有しており、これがValveの製品に無許可で使用されていると主張しています。Immersionは、損害賠償金とロイヤリティの支払い、および指摘したデバイスの展開や運用の差し止めを求めています。Immersionの技術はNintendo SwitchのJoy-Conなどでも使用されており、ソニーとマイクロソフトもライセンス契約を結んでいます。現時点では、ImmersionとValveの両社から公式のコメントはありません。
アップルが自動車向けAR関連の特許を取得、フロントガラスでの速度表示や「標識書き換え」も
https://www.moguravr.com/apple-automobile-ar/
2023年5月2日、アップルは米国特許商標庁(USPTO)から自動車のフロントガラスにAR(拡張現実)情報を表示する技術の特許を取得しました。この技術は「視覚的なコンテンツのオーバーレイシステム」で、ドライバーに速度情報を提供したり、特定の地域への侵入を警告したり、道路標識を明確に表示したりすることが可能です。また、道路状況に応じて標識をARで書き換えたり、ドライバーの視線付近に情報を表示することで、視線の移動無しに必要な情報を確認できます。これにより、ドライバーの安全性が向上することが期待されます。
メタ、生成AI広告の特許を取得。ターゲットごとに広告を生成・最適化…広告事業立て直しの起爆剤となるか
https://www.businessinsider.jp/post-269802
メタが米特許商標庁から新たな特許を取得した。これは、特定のユーザーの興味に基づいてAIが作成・変更を行う広告の特許である。2021年のアップルのプライバシーポリシー変更後、メタは広告事業で大打撃を受けたが、AIを活用した広告によって精度が改善し、回復途上にある。この結果、広告主の満足度が上昇しており、ウォール街の金融筋はメタの収益成長率が2年ぶりに2ケタに戻ると予想している。
ディスプレイ自製目指すと噂のApple、巻き取り式ディスプレイの特許を出願
https://iphone-mania.jp/news-538096/
米国特許商標庁(USPTO)は2023年5月18日に、Appleが出願した「巻き取り式ディスプレイを搭載する電子機器」に関する特許を公開しました。この特許では、ディスプレイの種類が有機ELディスプレイやその他のディスプレイでも可能とされています。Nikkei Asiaによると、Appleは将来的にディスプレイを自社製造する計画があると報じられています。特許の図表によれば、巻き取り式ディスプレイは横方向に引き出し、面積を拡大でき、展開前は内部のシャフトに巻き取られて収納されます。
マツダ「ロードスター」次期型(NE)に電動ロータリー搭載!? 特許画像が流出
https://clicccar.com/2023/05/18/1283817/
マツダの次世代スポーツカーに関連する特許画像が流出しました。この特許では電気モーターを3基搭載し、AWDを備えたプラグインハイブリッドシステムが示されています。ロータリーエンジンはハイブリッドセットアップの一部で、フロントに搭載されています。また、23psの前輪用誘導モーターと、36psの後ろの内燃エンジンに配置された永久磁石同期モーターが含まれています。バッテリーにはマツダ独自の可変電圧システムが採用されており、48ボルトのモジュール4つを使用しています。また、この特許はロードスター次期型の大きなヒントになる可能性があります。
カワサキが作った電動3輪ビークルが36万円で発売。バイクの特許技術を応用
https://www.businessinsider.jp/post-270103
カワサキモータースが新型パーソナルビークル「ノスリス」を発売した。これは電動アシスト自転車仕様の3輪ビークルで、自転車と四輪車の間の移動体験を提供することを目指している。カワサキ独自の2輪ステア機構により、安定した走行が可能で、3つの走行モードが選択可能である。付属のリチウムイオンバッテリーにより、「標準」モードで47キロの道のりを走行できる。カラーバリエーションはウララブルーとメタリックフォースシルバーの2色で、スタイリッシュな外観も特徴的だ。なお、「ノスリス」は電動なので、CO2や排気ガスの排出がないエコフレンドリーな移動手段となりそうだ。
Oculus創業者のパルマー・ラッキー氏、Apple初のヘッドセットの感想を投稿? 開発者向けイベントへの期待高まる
https://www.moguravr.com/palmer-luckey-posted-his-thoughts-on-apples-headset/
Oculusの創業者パルマー・ラッキー氏がTwitterに「Appleのヘッドセットはとてもいい」と投稿し、Appleの初のVR/ARヘッドセットについての期待が高まっています。具体的な経緯は明らかにされていませんが、ラッキー氏の評価が、Appleが6月5日〜9日に開催予定の開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference 2023 (WWDC23)」で新製品を発表する可能性につながると考えられています。ラッキー氏は現在、セキュリティや軍事・防衛製品に特化したスタートアップAnduril Industriesを経営しています。