PayPay、金融特許で3メガ銀超え フィンテックで先行
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB040Z20U3A800C2000000/
PayPayの金融特許出願件数は2021年に90件となり、3メガバンク合計の2.5倍に達した。日本では、ITを活用した革新的な金融サービスであるフィンテック関連の特許取得は、金融機関主体で多く行われる状況にあるが、金融機関以外のPayPayがフィンテック関連の特許取得に先行して動いている実態が明らかになった。
パナソニック、XiaomiとOPPOを提訴 3G/4Gの必須特許めぐり
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2308/10/news116.html
パナソニックは8月9日、携帯端末における無線通信技術の一つであるセルラー通信規格の必須特許のライセンス契約をめぐり中国Xiaomi(シャオミ)とOPPOを複数の国で提訴した。パナソニックによると、ライセンス契約のために数年間におよび二社間交渉を行ってきたが、「両社から合意が得られず、やむなく今回の提訴となった」としている。同社は、3Gや4Gの規格必須特許を「相当数」保有しており、携帯電話メーカーはライセンス契約をもとにこれらの技術を利用できる。同社がセルラー通信規格の必須特許に関して他社を提訴したのは初めてである。
アップル、スマートリングの特許を申請 ハンドジェスチャーでデバイス操作が可能
Appleは、皮膚と皮膚の接触や指の動きを検知してデバイスを操作できるスマートリングの特許を申請した。フィットネスや健康に関するデータの追跡に利用できるスマートリングは、複数のモデルが市場に出回っているが、Appleのスマートリングは、他のデバイスとの連携に重点を置いたものである。着用者はハンドジェスチャーを使って、カーソルの移動、設定の変更、電話の発信と応答、ファイルの選択と表示など、さまざまな操作を周辺機器に対して実行できる。
50キロ連続飛行に成功 石川エナジーリサーチ マルチコプター式ドローンで国内最長か 浪江発着で実証
https://www.minpo.jp/news/moredetail/202308101094433
石川エナジーリサーチは8月9日、回転翼を複数備えたマルチコプター式ドローンの長距離飛行の実証実験を行い、約50キロの連続飛行に成功した。同社によると、「マルチコプター式」のドローンでは国内最長距離とみられる。ドローンには同社が独自開発し、特許を取得した「無振動エンジン」を搭載する。最大約5キロの荷物を積めるため、離島への物流や災害発生時の荷物運搬などに活用できるという。2年以内の商用化を目指している。
ファーウェイの特許収入は昨年801億円 特許使用料も公開
ファーウェイは、4Gや5Gスマートフォン、これまでの規格と比較して最大通信速度が速いことが特徴であるWi-Fi6、インターネット設備による2022年の特許収入が5億6000万ドル(約801億4720万円)に達したと発表した。同社によると、過去10年間の研究開発費は総額9773億元(約19兆4045億円)で、2022年の研究開発費は総収入の25.1パーセントにあたる1615億元(約3兆2066億円)であったと説明している。また、同社は通信関連特許の使用料の基準も発表し、4Gスマートフォンは1台あたり1.5ドル(約214円)、5Gスマホは2.5ドル(約357円)、Wi-Fi6は0.5ドル(約71円)を請求する。
雪景色描く技法で”特許” 越谷の高野画伯
https://www.tobuyomiuri.co.jp/area_news/11363/
プロの油絵画家、高野元孝さん(83)が今年、絵画の技法で特許を取得した。ニューヨークでの5回を含め250回以上もの個展を開いてきた高野さんの絵には、雪が降りしきる表現が多く、これを表現する際の絵筆を弾いて絵の具を飛ばす技法が、世界で初めてと認定された。美術の分野での特許は極めて珍しい。「発明の名称」は「油絵の制作方法」となっている。
OpenAIが「GPT-5」の商標登録を出願していたと判明
大規模言語モデル「GPT-4」を開発するOpenAIがアメリカ特許商標庁(USPTO)に「GPT-5」の商標登録を出願していたことが、USPTOのデータベースから判明した。OpenAIが公開している最新バージョンがGPT-4で、GPT-5については発表されていない。 IT系ニュースサイトのMetaverse Postは、「今回の商標出願の主な目的は『GPT-5』という名前を他者が使用できないようにするためである可能性があります」とコメントした。
知財高裁が「GUZZILLA」商標を無効判断、商標と類否判断基準
https://www.corporate-legal.jp/news/5375
建機部品メーカー「タグチ工業」(岡山市)は建物解体用カッターを「ガジラシリーズ」などと称して販売し、2012年に「GUZZILLA」商標登録したとされます。これに対し「GODZILLA」を商標登録している東宝(東京)が特許庁に商標無効を訴え、特許庁は登録無効と判断した。本件で特許庁は、ゴジラには街や建造物を破壊する力強いイメージがあると分析し顧客が誘引される可能性があることや両者で2、3文字目が異なるがデザイン上見誤るおそれがあり、読み方も「ジラ」が共通していて紛らわしいとし混同を生じるおそれがあるとした。
スペインのサテリオットがテレフォニカと宇宙で初の5Gローミング実験、24年に商用化
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/15726/
スペインの衛星事業者Sateliot(サテリオット)は7月21日(現地時間)、宇宙空間における5Gネットワークローミング(利用者が契約している事業者のエリア外であっても、提携先事業者のエリア内にあれば同様のサービスを利用できること)実験の結果を発表した。スペインの携帯電話事業者Telefónica(テレフォニカ)の技術部門Telefónica TechおよびTelefónica Global Solutions(TGS)と連携し、5Gネットワークを宇宙空間に拡張できることを確認した。世界初の試みとしている。
アップル特許、Siriが口の動きを読めるようになる?
https://news.livedoor.com/article/detail/24754381/
Appleの特許によると、専用の「リップリーディングプログラム」に取り組んでいることがわかった。特許の図では、Siriが簡単な音声コマンド(例:「Hey Siri」「スキップ」「次の曲」)を使用する方法について書かれていて、ユーザーの口の動きを解析するアルゴリズムによって、コマンドの向上ができると説明している。口の動きは、カメラではなく、音声認識ソフトウェアがiPhone内のモーションセンサーを使用して口、首、または頭の動きを記録し、その動きが人間の音声と一致するかを判断するとのことである。