ニュースの概要
中国の新興家電メーカー「追覓科技」は、約644億円の資金調達を完了したと発表しました。
、高速ドライヤーなどの小型家電製品を開発・販売しています。2020年の売上高は約358億円を超え、2021年には上半期だけで早くも約350億円近い売上高を達成するなど、勢いのある企業です。
追覓科技が投資を受けられたのは、“技術の強さ”
もともとの株主であった小米(Xiaomi)をはじめ、今回追覓科技に出資した投資家が注目しているのは、同社の有する高速デジタルモーターの技術力です。
回転数が高いにもかかわらず騒音が低減されており、 高性能のコードレス掃除機やロボット掃除機のコア部品として使われています。
そして注目すべきは、ダイソン(同社の保有知財はこちら)との複数回の知財紛争に勝っている点です。 中国国内だけでなく、ドイツの裁判所でもダイソンに勝利しています。このことは、追覓科技が保有している技術が既存のものと一線を画すことの証明といえるのではないではないでしょうか。