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フォード社が看板の内容を認識しナビする技術で特許を取得

ニュースの概要

フォード社が新しく自動車の技術に関する特許を取得しました。車載カメラで道路脇の看板を読み取り車内ディスプレイに店舗情報を表示する機能で、今後発売される自動車に搭載されることが期待されます。

なお、取得された特許について必ず製品化するわけではないので、今後の動向は注視する必要があります。

広がる「CASE」の動き

今回のフォードの技術は、自動車をインターネットに接続し情報をやり取りする「Connected Car」の要素となるものです。

近年はこのConnectedの要素を含めて「CASE」という概念が耳目を集めています。

CASEとは、ダイムラーの代表が2016年に提唱した次世代自動車の概念で、

Connected(接続)

Autonomous(自動運転)

Shared(共有)

Electric(電動)

の4機能の頭文字をとったものです。

CASEは、今までの自動車概念を大きく進展させるものであり、既存の技術とは一線を画す技術が多数用いられているため、その技術に基づく特許も多岐にわたります。今後は「自動車の関連技術」として思いもよらない技術が注目を集めることになるかもしれません。

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