ニュース概要
音楽用電子機器の開発・販売を手掛ける『〈日本〉ズーム』(▶企業情報はこちら)は、自社の登録商標「ZOOM」と「極めて類似した標章」を使用しているとして、ビデオ会議システム「ZOOM」を運営する『〈米〉ZOOM Video Communications(ZVC)』に対し商標権を侵害する行為の差し止めを求めて東京地裁に提訴したことを発表しました。
▼今回争点となった『〈日本〉ズーム』の商標はこちら
https://search.tokkyo.ai/tmk/TRMK_TG_2005073679_2006017
▼今回争点となった『〈米〉ZVC』の商標はこちら
https://search.tokkyo.ai/tmk/TRMK_IT_1365698_2017044
訴訟について
『〈日本〉ズーム』は、同社の登録商標が法的に保護されるべき知的財産であると確認することが目的なので、損害賠償請求しない、和解金による解決もしない姿勢とのことです。
『〈米〉ZVC』の日本法人ではなく、アメリカの本社を相手取っていることについては、
「日本法人がサービス提供をしている事実が確認できなかったため」としています。
過去の〈日〉ズームの訴訟
・2021年9月 『〈日本〉ズーム』VS『NECネッツエスアイ』
『〈日本〉ズーム』は、『〈米〉ZVC』日本の販売代理店として「ZOOM」のロゴを使用しビデオ会議システムを販売するNECグループ会社の『NECネッツエスアイ』に対し、同様の訴訟を起こしていました。
・2008年
インターホン大手『〈日本〉アイホン』(企業情報)VS『〈米〉アップル』(企業情報)
両社でスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の商標権について交渉した結果、日本国内では『アイホン』が『〈米〉アップル』に対し、使用許諾を与えることになりました。
▼争点となった『〈日本〉アイホン』の商標はこちら
https://search.tokkyo.ai/tmk/TRMK_TG_2006086904_2008030
▼今回争点となった『〈米〉アップル』の商標はこちら
https://search.tokkyo.ai/tmk/TRMK_IT_1365698_2017044
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