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スタートアップの知財戦略!チェックすべきサイト3選

スタートアップ企業は、経営資源を適切に使い、効率よく情報を収集し、活用する必要があります。それは知財戦略においても同じです。

今回は知財戦略を推進するために必要な情報を集めることができるサイトを3つ紹介します。

IP BASE(特許庁)

URL: https://ipbase.go.jp/ 

スタートアップが 「まず見るサイト」、 知財専門家と「つながるサイト」と謳われているだけあって、スタートアップ企業が知財戦略を策定するうえで必要な情報が多数掲載されています。

メンバー登録をすることで勉強会や相談相手となる専門家の探索などを行うことができます。

スーパー早期審査といったスタートアップの知財戦略で検討する必要のある制度の紹介や、特許料の減免制度など金銭的な支援制度についての解説。そして、海外進出をする際のビジネスモデル構築やプロモーションについてのアドバイス、さらには、課題やニーズに即した特許分析、特許取得や研究開発推進のための活用はもちろん、新規事業への参入や今後の事業方針の検討等、経営課題の解決などの支援も行っています。

専門家と手軽につながることができるIP BASEを活用しない手はありません。

<参考>
IP BASEとは・・・
「知財って重要そうだけど、まず何をすればいいか分からない」「誰に相談すれば良いのか分からない」 特許庁は、そんなスタートアップの声に応えるべく、“スタートアップがまず見るサイト”、“知財専門家とつながるサイト”として、知財コミュニティポータルサイト「IP BASE」を開設しました。 スタートアップ関係者(スタートアップやベンチャーキャピタル、アクセラレーターなど)と、知財専門家(弁理士や弁護士など)の双方が参加するスタートアップ知財コミュニティの「基地」となることを目指して、運営しております(HPより引用)。

Tokkyo.Ai ポータル(Tokkyo.Ai社)

URL: https://www.tokkyo.ai/ 

Tokkyo.Ai社が運営するポータルサイトでは、知財やM&Aに関するニュースや知財売買などの取引情報、知財の解説記事や専門家のインタビュー記事、セミナー情報、弁理士事務所の情報など幅広く情報発信がされています。

また、画面上部には知財の検索エンジンがついており、無料で特許や商標の検索をすることができます。

知的財産に関するさまざまな情報がみられるため、気軽に使える特許検索というイメージで使用してみてもいいのではないでしょうか。

<Tokkyo.Aiの使用方法解説記事>

特許の「審査経過情報」から重要特許を炙り出す方法を解説

「Tokkyo.Ai」で競合企業をチェックする方法

Tokkyo.Aiの「弁理士検索機能」を解説

スタートアップ知的財産支援事業(東京都知的財産総合センター)

URL: https://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/startup/index.html

※東京のみならず、福岡など他都道府県においても同様の取組がなされています。今回は代表して東京都知的財産総合センターについて紹介します。

こちらは公益財団法人 東京都中小企業振興公社が運営しているサイトで、スタートアップ企業の知的財産に関する諸課題を解決するために、スタートアップ企業を対象としたセミナー、知的財産相談、ハンズオン支援を実施しています。

ハンズオン支援では、優れた技術やアイデアを持つ都内スタートアップ企業に対し、知的財産を活用した事業化を支援するプログラムを実施します。戦略の策定から知的財産権取得までの中長期ハンズオン支援を行うことで、知財を武器に世界と戦える企業の創出を目指します。

また、スタートアップ向けのセミナーも開催しています。

スタートアップの支援だけではなく、

知財相談、セミナー・シンポジウムや助成金に関する情報、ニッチトップ育成支援、知的財産人材育成スクール、知的財産交流会・研究会の開催、AI×データ知財取得支援、弁理士マッチング支援、製品化支援、知財活用成果事例集や知財お役立ち情報の紹介・発信などを行っています。

是非お近くの支援窓口を検索してみてください。

まとめ

今回紹介したような無料で利用できるサイトを使って、コストを抑えて有意義な情報を集めてみてはいかがでしょうか。